マンション・インターネットの速度が遅いのは本当でしょうか?
ネットワークの回線速度を追及する前に、インターネットの速度は何によって決まるのかを考てみましょう。回線速度が早いとホームページがサクサク開く様に近づくのは事実ではあります。しかし、実用的な速度という観点では、100Mbpsも必要無い事がほとんどです。いくら100Mbpsの回線速度があっても、見に行くホームページのサーバーの能力や、遠いところから流れて来るデーターが複雑なネットワークを経由して来れば、多くの中継器の遅延動作によって、到達するデーターが遅くなる原因となる事もあります。
つまり、「光ネットワーク」とか「ギガネットワーク」とかで「早くなる」と言われているのは、あくまでもパソコンから最初につながっている「局」との間の話ですから、これまで表示の遅かったホームページが確実に早く開くとは限らないわけです。折角高速なインターネット回線を契約しても、100Mbpsの速度を十分使えていないこともあり得ます。
むしろ、パソコンの能力を上げる事で、ホームページをサクサク開く事ができるケースが多いのです。
回線速度は「速い」に越したことはありませんが、先ずは使える速度とはどの程度なのかを知っておく事で、高速で高価なインターネットが本当に必要なのかどうかが、判断出来ます。
また、共同住宅の居住者全員で共有するネットワーク設備は、回線速度が遅くなり使えないとも言われて言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
弊社には実績と経験から得た「答え」を持っています。